堅牢な鉄筋コンクリートベタ基礎に構造用金物を取り付け、高い耐震性を実現しました。さらに防湿シートを敷き、土台を腐らせる原因となる地面からの湿気を防ぎます。
基礎断熱とは基礎と床下との間に換気口を設置せず密封状態にし、基礎外周部の内側1mm範囲内の土間・立ち上がりの部位に断熱材を施し、外気からの熱伝導を抑えることです。
床下の換気は24時間計画換気で行い、常にクリーンで乾燥した空気を維持します。また、土間コンクリートは鉄筋入りの150mm厚で、高い強度と自然の地熱を伝導させます。したがって、外気温度が氷点下になっても床下温度は平均12度を維持することができます。当然、床下への無駄な暖房システムは不要です。
外気に接する外周部に断熱材として布部50mm、土間部30mmのスタイロフォームを採用することによって、冷気の伝導を防ぎます。