
収納に関するまめ知識や“なるほど”情報をお届けします。

部屋の中でいちばん多く目にする緑は、観葉植物とよばれる種類のもの。
花や実を楽しむ鉢植えや、日本の伝統文化である盆栽、ほとんど手のかからないサボテンなど、大事に育てれば室内でも楽しめる緑がたくさんあります。観葉植物は日射しと養分、水分が適度にあれば一年中かたちや色を楽しむことができます。
室内に緑を置くときは、ちゃんと自分で世話ができる範囲のものを選びましょう。
どのくらい肥料が要るのか、水やりは何回くらいするのか、風通しはあるかなど、その植物の好む環境を知っていなくてはいけません。
それに、置く部屋も日当たりのよいリビングなのか、日の当たらない北向きの部屋なのか、寒暖の差が激しい玄関なのかによって、置いておける植物の種類も違ってきます。
また、葉が左右に大きく広がっていたり、背丈の高いものは、バランスよくポイント的に配置するとよいでしょう。
緑を見ていると目が疲れず、リラックスできます。緑を上手に使って、くつろげる住まいにしてみてはいかがでしょうか。
ヨーロッパの街では、花の鉢で飾られた美しい窓際をよく見かけます。
つい、これは何の花?とか、どうやって育てるの?って、声をかけてしまいたくなりますね。
室内と戸外を結ぶ庭やベランダのあり方は、まちの印象をずいぶんと変えてしまうものなのです。
日本でも、ガーデニングへの関心が高まるにつれて、玄関までのアプローチや、通りに面した庭を美しく手入れしている住まいによく出会うようになりました。
こうやって庭などを美しく保っているのは、もちろん部屋からの眺めをよくするためでもあるのですが、外からの眺めにも配慮して手入れを 行うことになります。そうすると、たとえ小さなスペースであっても、つくり方次第でそこに住んでいる人の性格やセンスがあらわれてきます。
庭の場合は、中に植える植物の種類のほか、塀や地面に敷く素材の使い方によって印象はかなり変わります。 マンションのベランダなどは、床や腰壁に木材やレンガなどの素材感のあるものを利用すれば、より緑が生き生き見えるようです。
地面がほとんどコンクリートで覆われている都会では、建物の全体、もしくは1部で緑を育てる試みが進められています。そのひとつが、屋上緑化です。
屋上の雨がもらないように防水されたコンクリートなどの板の上に土を敷いて、そこで植物を育てます。建物に重さがあまりかからないように、土はあまり多く使わないので、根があまり深くはらないような植物が適しています。 たくさんの屋上が緑でいっぱいになれば、都会特有の熱や乾燥がやわらぎ、過ごしやすくなるのです。
この土と緑の部分は、真夏の日射しが建物の中へ入ることを遮り、室内の温度を下げる効果もあります。 さらに、屋上の土が水を蓄えるので、雨水をすぐに川や海へ流さずにすみ、洪水などの災害を少なくする効果もあるといわれています。
ひと昔前、コンクリートジャングルと呼ばれていた都会ですが、少しでも居心地のよい環境にしようと様々な努力がされています。
2010.03.26