意味のある儀式を大切に…

家を建てるときに、気をつけなければならないのは、何も科学的・技術的なことばかりではありません。

近年、軽視される傾向にある地鎮祭・上棟祭は、これから家族が共に育ち、たくさんの思い出を詰め込む大切な場所をつくるために神さまに祈願する、意味のある大切な儀式です。決して省略してはいけない「家づくり」の「心」の部分を、ライフホームは大切にします。

地鎮祭〈土地の神様にご挨拶を申し上げ、工事の無事を祈願します〉

写真:地鎮祭1
写真:地鎮祭2

家の新築工事や、土木工事などにとりかかる際、その土地をお守りくださる神さまにご挨拶を申し上げ、工事の安全と守護を祈願する祭儀を「地鎮祭(じちんさい)」といいます。

地鎮祭は建主が中心となって執り行う祭儀で、大安などの吉日に行われます。かならず工事関係者も参列し、建主とともに工事が無事に進むことをお祈りします。

祭場をおつくりするには、まず土地の中央に斎竹(いみだけ)と呼ばれる葉付きの青竹を四方に立てます。斎竹に囲まれた空間は清浄な神域となります。さらに、神聖な場所を示す注連縄(しめなわ)を斎竹に張りめぐらせます。祭場の中央には、神さまのお降りになる場所として、榊(さかき)に麻と紙垂(しで)をつけた神籬(ひもろぎ)を立てます。

式は、参列者を祓い清める「修祓(しゅばつ)」から始まります。続く「降神(こうしん)」で神さまを神籬にお招きし、「献饌(けんせん)」で神さまのお食事となる神饌(しんせん)をお供えします。次に、神職による「祝詞奏上」で神さまにお祈りの言葉を申し上げ、永久に災禍がないように土地の神さまにお供え物をする「散供(さんく)」で米などを打ちまきます。

そして、次の「鍬(くわ)入れ」で、初めてその土地に鎌、鍬、鋤(すき)を入れます。まず、「苅初(かりぞめ)の儀」で設計者が鎌を入れ、「穿初(うがちぞめ)の儀」で建主が鍬を入れ、施工者が鋤を入れます。

次に、土地の神さまへのお供物を「鎮物(しずめもの)」として埋納し、「玉串拝礼(たまぐしはいれい)」で、神職および参列者一同が玉串(たまぐし)をお供えして拝礼します。玉串は、榊の枝に紙垂を結んだもので、神さまの御霊(みたま)と参拝者の魂を結ぶものとされています。

「撤饌(てっせん)」でお食事をおさげし、「昇神(しょうしん)」でお招きした神さまたちをお送りして祭儀は終了します。

この後、神さまへのお供え物を神職と参列者一同でいただく「直会(なおらい)」という宴が開かれます。


上棟祭〈工事の安全と建物の堅固長久を建築に関わる神様に祈念します〉

写真:上棟祭1
写真:上棟祭2

建築工事が進み、ようやく柱が立った頃、棟木(むなぎ)を上げる前に「上棟祭(じょうとうさい)」が行われます。上棟祭は、「棟上げ式(むねあげしき)」ともいい、工事の安全と建物の堅固長久を祈念します。上棟式は元来、棟梁の主催する祭儀で、大安などの吉日に行われます。

地鎮祭は土地の神さまに対して行われる祭儀ですが、上棟祭は建築に関わる神さまである、屋船久久遅命(やふねくくのちのみこと)、屋船豊宇気姫命(やふねとようけひめのみこと)、手置帆負命(たおきほおいのみこと)、彦狭知命(ひこさしりのみこと)、産土神(うぶすながみ)をおまつりします。これらの神名を記した棟札を中央の柱に貼り、一番高い棟木には魔よけのための上棟幣(じょうとうへい)という大きな御幣(ごへい)を立て、作り物の弓矢、日の丸の扇などを飾ります。

式は地鎮祭と同様、「修祓」から始まり、「降神」、「献饌」、「祝詞奏上」と続きます。次の「曳綱(ひきつな)」で棟木を棟に上げ、「槌打(つちうち)」の儀で、「千歳棟(せんざいとう)、万歳棟(まんざいとう)、永永棟(えいえいとう)」という威勢のよい掛け声とともに棟木を棟に打ち固めます。この後に、「散餅銭(さんぺいせん)」といって、餅や金銭をまくこともあります。その後は、「玉串拝礼」「撤饌」「昇神」で儀式は終了します。

祭儀の後に「直会」が開かれ、建主は工事関係者にご祝儀を渡し、労をねぎらいます。

株式会社ライフホーム

本社・松本店
長野県松本市
村井町北2丁目15番8号
FreeDial 0120-114-002
Tel 0263-57-7211

会社概要 松本店のご案内

資料のご請求 お問い合せ

ライフホーム社長日記